スマイレージ「プリーズ ミニスカ ポストウーマン!」


 Carpentersの名曲に「Please Mr.Postman」がありますが、これに触発された日本のアイドルソングは昭和と平成に2つ存在します。と言ってもタイトルだけなんですけどね。ひとつは石川秀美の「Hey!ミスター・ポリスマン」、もう一つはスマイレージ(現・アンジュルム)の「プリーズ ミニスカ ポストウーマン!」。12月28日リリースの名曲、今回は後者を取り上げます。リリースは2011年。
 それにしてもタイトルの詰め込み具合がこの曲はすごいです。先述した「Please Mr.Postman」にミニスカポリスが加わっている感じでしょうか。思えば次の年のスマイレージは「チョトマテクダサイ!」やら「ドットビキニ」やら、何とも言えない個性を持った楽曲が異彩を放っていました。今思えばその先駆けと言えるナンバーなのかもしれないですね。
 当時のメンバーは7人、ただ前田憂佳はリリース直後すぐに卒業します。現在のアンジュルムを構成している9人のうちこの曲のオリジナルメンバーとして残っているのは4人、かなり流動的です。となるとやはり目指すはBerryz工房や℃-uteではなく、現在のモーニング娘。'16になるのでしょうか。

 今年の更新はこの曲で終了します。次回はまず元旦発売の名曲をピックアップして、5日から通常更新再開という形を予定しています。それでは引き続き来年も当ブログをよろしくお願い致します。
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tag : 2011年 アンジュルム 女性アイドル

西田佐知子「涙のかわくまで」


(※音源は非公式です。予告なく削除される可能性あります)
 12月27日リリースの名曲は西田佐知子「涙のかわくまで」。この日にシングル発売されることは今もそんなにはないのですが、5の倍数の日と1日・21日と決まっていた昭和の頃はさらにレアなケース。一応次の年1月から集計開始したオリコンのデータでは1967年12月27日発売とあるのですが、もしかすると実際は21日くらいが発売日だったのかもしれません。
 西田佐知子は1960年代を代表する歌姫で、紅白には1961年~1970年まで10年連続出場しています。発売されたばかりではあったのですが、この曲で1967年・年末のNHK紅白歌合戦に出場。ヒットは主に翌年で、1968年オリコンチャートでは年間27位。楽曲は宮川泰作曲の、いわゆる”和製ポップスの興り”の線上にいるナンバー。それまでの彼女のヒット曲「アカシアの雨がやむとき」「エリカの花散るとき」などは、どちらかと言うと演歌寄り(当時は演歌という言葉自体もなかった頃)の歌謡曲。ただ元々は「コーヒー・ルンバ」をはじめとする洋楽カバーも多く歌っていて、前の年の「信じていたい」(この曲も宮川泰作曲で紅白歌唱)もポップス寄り。1960年代前半のポップスは洋楽カバーが当然だった時代ですが、この頃になると日本人作曲家が作るポップスがいよいよ定着する時代になってきます。グループサウンズの最盛期もこの時期でした。
 ちなみに若い人に分かりやすく西田佐知子を説明すると、”関口宏の奥さん”ということに集約されるでしょうか。結婚と同時に歌手活動をセーブして、芸能の表舞台からは退きます。ジャケットを見れば分かるかと思いますが、大変な美人歌手でした。ザ・ピーナッツや弘田三枝子などとともに、10年近くヒットし続けた女性ポップス歌手の先駆けと言っても良いのではないでしょうか。

tag : 1967年 歌謡曲 西田佐知子 紅白歌合戦歌唱曲

Negicco「カナールの窓辺」


 振り返ると、今年はふと気がついた時、何か心を落ち着けたい時になると決まってこの曲を聴いていたような気がします。リリースはまだ昨年ですが、12月26日リリースの名曲のトップに入れて差し支えないかと思います。「圧倒的なスタイル-NEGiBAND ver.-」のカップリングに収録された「カナールの窓辺」。
 歌い出しから続く3人の歌声はとても美しく、そして非常に優しく心に響き渡ります。冬に聴くと温かいココアのような、夏に聴くと爽やかに心地良く吹くそよ風のような。ユメトコスメの長谷泰宏が作り出すメロディーもどこか切なく、そしてとても優しく。間奏のトランペットから転調する場面もすごく自然な流れ。正直に申し上げると派手さのある作品ではありません。でもだからこそ余計に聴く人の心に寄り添ってくれるような、どこか彼女たちとの近さも感じるような。”気がつけば側にいる”、とここまで思わせる楽曲も個人的には滅多にありません。この曲も収録されている今年のアルバム『ティー・フォー・スリー』は本当に素晴らしい作品でした。来年はこれまで以上にNegiccoの現場に足を運びたいと、今まさに考えているところです(下半期のツアーに参加できなかったのがものすごく残念で…)。

tag : 2015年 女性アイドル 3人組 Negicco

ゴダイゴ「モンキー・マジック」


(※動画は非公式です。予告なく削除される可能性あります)
 12月25日リリースの名曲はゴダイゴ「モンキー・マジック」。リリースは1978年、すなわちヒットは1979年。タイアップは言うまでもなく堺正章主演のドラマ『西遊記』。この曲がオープニングテーマ、そして2ヶ月前にリリースした「ガンダーラ」がエンディングテーマでした。この2曲、更に後に続いた「ビューティフル・ネーム」「銀河鉄道999」。これら4曲こそがまさに、ゴダイゴのゴールデン・イヤー、1979年を象徴するナンバーであるのは言うまでもないことでしょう。世紀が変わった現在でもものすごく多数のアーティストにカバーされている楽曲群ですが、曲がMONKEY MAJIKというバンド名にまで昇華したのは他にほとんど例がないかと思われます。
 「ガンダーラ」はこれまでヒット曲がなかったという経緯で初の日本語詞でしたが、こちらの曲は本来のゴダイゴの持ち味である全編英語路線。結果としては先述した通り双方大ヒット。上の動画はライブ音源ですが、あらためて聴くと大変迫力があるとともに、キーボードの音色がとても先進的に聴こえます。これを担当するミッキー吉野は元々GSで、「長い髪の少女」が有名なザ・ゴールデン・カップスのメンバーでした。冒頭の叫び声をはじめとして、楽曲の雰囲気はとてもファンキー、そしてモダン。ニューミュージックの中でも音のカッコ良さは一、二を争う存在だったのではないでしょうか。海外の音楽の影響は間違いなく受けているはずですが、それとはまた違う雰囲気を感じさせるのが、彼らの一番凄いところなのかなと個人的に感じるところです。

tag : 1978年 ロックバンド ゴダイゴ ドラマ主題歌

倖田來未「stay with me」


 年末年始、特に年末の曲は特番などでレギュラー番組が組まれないこともあって、ロングセラーにならない限り埋もれる楽曲が続出します。この曲もオリコンでは週間1位を獲得しましたが、代表曲として取り上げられることは滅多にありません。2008年12月24日にリリースされた倖田來未のシングル「stay with me」、イヴの夜にピッタリの素敵なバラードです。auのコマーシャルで、特にMステスーパーライブなどでは合間のCMで流れていた記憶もありますが…。もっともこの時期は紅白出場回数でカウントすると4度目の年、バラードの代表曲は既に「夢のうた」「愛のうた」などが生まれています。ですのでどうしても後世に残る曲を作るとしても不利な状況であることは否めないところですね…。
 

tag : 2008年 エイベックス 倖田來未 CMソング

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