麻丘めぐみ「森を駈ける恋人たち」


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 麻丘めぐみと言えば、大ヒット曲「わたしの彼は左きき」かデビュー曲「芽ばえ」のどちらかが代表曲になるかと思いますが、1972年~1973年の全盛期の楽曲はこれ以外でも名曲が多く存在していました。今回4月30日リリースの名曲として取りあげる「森を駈ける恋人たち」は「わたしの彼は左きき」の1つ前に発売されたレコードで通算4枚目のシングル。デビューから9作は筒美京平の作曲でこの曲も勿論そう。ただ作詞の山上路夫は、ほとんどの彼女の曲が千家和也だった中で例外的な起用でした。
 上の代表曲2つと比べると、ややマイナーな曲調で進行しているので若干地味な感じもあります。ただ前の曲がかなり明るい「女の子なんだもん」だったことで、良い対比になっています。その前の作品「悲しみよこんにちは」は同じマイナー調でもゆっくりとしたリズムでしたが、こちらは”駈ける”という表記の通り森を駆け抜ける疾走感がやや速いBPMによく表れています。また今では当たり前になった曲中の転調演出が、この曲の2番歌い始めから始まります。歌謡曲に転調が入るようになったのは大体この辺りからだったかと思いますが、詳しいところはまた検証してあらためて話したいと考えているところです…。
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tag : 1973年 女性アイドル 麻丘めぐみ

ユニコーン「大迷惑」


 ユニコーンと言えばこの曲、「大迷惑」は今から27年前、1989年の4月29日にシングルとしてリリースされました。既にこの時期、前年の『PANIC ATTACK』がオリコン最高18位獲得で注目されていましたがシングルはこれが初。メンバー曰く忘れていたとかなんだとか。
 サラリーマンの転勤を悲哀を込めて世知辛く歌う歌詞、それに乗せられるバンドの音。これ以降だとなくはないですが、これ以前にここまでセンセーショナルに会社社会を歌った例はほぼありません。コミカルであるとともに共感できる歌詞。曲を作った奥田民生にサラリーマン経験はないはずなのですが、得てしてミュージシャンの方がその社会の外にいるからこそ、センセーショナルに表現できる部分があるのかもしれません。ホールでのクラシック・オーケストラ仕様のPVもこれまでにないもので、視覚的にも大変なインパクト。あらゆる意味でJ-POPの歴史に燦然と残る名曲であると、あらためて感じるところです。

tag : 1989年 ロックバンド ユニコーン

嶋 大輔「男の勲章」


 ツッパリ&リーゼントの不良は、今となれば北関東のごくごく一部でしか見られないようなファッションになりつつありますが(※個人のイメージです)30年前、とりわけ1981年~1982年にはトレンドだったようでした。火付け役…と言っていいかどうか分かりませんがその先頭に立っていたのが横浜銀蝿というバンド。そこからは弟分・妹分として数多くのタレントが「銀蝿一家」としてデビューしていきました。
 4月28日リリースの名曲はその一員である嶋大輔「男の勲章」。銀蝿メンバー・ギター担当のJohnny作詞作曲、ドラマ『天まであがれ!』主題歌になったことで大ヒットしました。”つっぱることが男の…”で始まる歌い出しが大変分かりやすく、現在でも彼の代名詞となっています。高校野球の応援でも演奏される機会が多い曲ですね。もう34年前の曲になっていますが、こうやって世代を超えて引き継がれているのは歌手冥利に尽きるのではないでしょうか。当時はこの曲以外でもコンスタントにヒットしていて、「暗闇をぶっとばせ!!」はオリコン週間1位を獲得していますが現在でも歌い継がれているのはほぼこの曲のみ。まあそれだけの価値があるということで…。

tag : 1982年 男性ソロ 嶋大輔

猪苗代湖ズ「I love you&I need you ふくしま」


 東日本大震災から5年経ちました。少しずつ復興は進みつつありますが、まだ爪痕は多く残っています。原発被害があった福島浜通り、とりわけ浪江・双葉・大熊・富岡・葛尾・飯舘といった町村は全域ないし大半が帰宅困難地域と化し、故郷に帰れない日々が続いています。除染は少しずつ進んではいますが、いつ終わるかはまだ全く目処が立たない状況です。
 5年前の4月27日に発売されたのが猪苗代湖ズ「I love you&I need you ふくしま」。元々は前年のフェス・風とロック芋煮会において福島県出身のミュージシャンで結成されたバンド。山口隆(サンボマスター)、渡辺俊美(TOKYO No.1 SOUL SET)、松田晋二(THE BACK HORN)、箭内道彦(ラジオ番組「風とロック」編集)の4人がメンバーになります。
 むろんこの曲は福島の復興を願って作られたわけですが、これが目的で作られたバンドというわけではありません。ただ福島のために何が出来るかということを考えた結果がこの曲になったという形です。それにしても先日の熊本の件といい、地震は本当にイヤなものです。自然災害なので無くなることがあり得ないというのがまた難しいところですね…。
 

tag : 2011年 ロックバンド 猪苗代湖ズ 紅白歌合戦歌唱曲

五木ひろし「山河」


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 4月26日リリースの名曲は五木ひろし「山河」。2000年に発表されたこの曲は、20世紀の紅白歌合戦で最後に歌われた楽曲になります。小椋佳作詞、堀内孝雄が作曲したこの曲は最大規模のスケールを誇る楽曲。当時初めてリアルタイムでテレビで見た時に紅白だと大トリ以外あり得ないと感じた曲ですが、実際まさにその通りの結果になりました。スタンドマイクで朗々と歌う五木ひろしの姿は本当に絵になっています。2000年は他の年と比べても名曲がものすごく多かった年でしたが、その中でも確実に上位に入る曲ですね。是非この曲と、歌い手・五木ひろしの凄さを堪能して欲しいとあらためて思うところです。

tag : 2000年 男性演歌 五木ひろし 紅白歌合戦歌唱曲

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